山田 淳総領事から着任に際してのご挨拶

 5月21日、総領事として着任致しました山田淳(やまだ・じゅん)です。ワシントンDCの大使館以来、約10年ぶりの米国勤務となります。

  戦後70年目となる本年、サンフランシスコが日米関係で果たしてきた役割を顧みますと、ほとんど運命的なものを感じます。19世紀の開国前、米国船に救われた幾多の漂流民も、世界一周の途上にあった明治政府の元勲も、みな等しく当地への上陸が近代文明との最初の接点でした。その後、両国民にとり大きな悲劇となった3年8か月の戦争を経て、我が国は正にこの地で国際社会への復帰を果たしました。そして、本年4月には安倍総理が日本の総理大臣として26年振りに当地を訪問し、日本とサンフランシスコ、シリコンバレーとの関係の歴史に新たな一頁を開きました。

  大西洋が時にPondと呼ばれるように、太平洋もまた一層スケールの大きな「お池」に他なりません。この日米共通の池の両岸を繋ぐ橋、かつて新渡戸稲造が指し示した「太平洋の架け橋」がより美しく揺るぎないものとなるよう、その起点であるサンフランシスコにおいて、皆様と共に日々努めて参りたいと思います。

  北カリフォルニア及びネバダ州の在留邦人の皆様、日系社会の皆様、JETはじめ日本とゆかりの深い米国の方々より、今後とも率直な御意見・御指導を当総領事館に賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
 
2015年5月22日

在サンフランシスコ日本国総領事
山田 淳

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