クレセントシティ及びデルノート郡と陸前高田市の姉妹都市協定締結

平成30年4月20日
挨拶を行う宇山総領事
挨拶を行う地元高校生

4月16日(月),クレセントシティ市内のカルチュラルセンターにおいてクレセントシティ及びデルノート郡と陸前高田市の姉妹都市協定署名式典が開催されました。

 

式典の模様

式典には,陸前高田市側から戸羽陸前高田市長,伊藤同市議会議長ら市民約20名の訪問団が,クレセントシティ及びデルノート郡側からインスコア・クレセントシティ市長,ハワード・デルノート郡議会議長及び多くのクレセントシティ市民が出席し,宇山総領事が挨拶を行いました。
両市民は姉妹都市協定締結を祝うとともに,陸前高田市の被災から復興までの歩みを伝える写真パネルの展示や動画を通じて陸前高田市の現状や今後の交流の方向性について理解を深めました。

挨拶を行うアミア・ミラー元陸前高田市特別顧問
姉妹都市協定へ署名したハワード・デルノート郡議会議長,インスコア・クレセントシティ市長,戸羽・陸前高田市長,伊藤・同市議会議長(左から)
インスコア・クレセントシティ市長による陸前高田市の日本酒での乾杯
式典に参加するクレセントシティ市民

交流の経緯

両地域の交流は,東日本大震災後,津波により大きな被害を受けた陸前高田市の高田高校の実習船がクレセントシティに漂着し,デルノート高校の生徒らの手によって返還されたことに端を発します。実習船の返還をきっかけに,TOMODACHIイニシアチブの支援を受けるなどして両校の間で学生交流が継続し、2017年に両校は姉妹校となりました。その後も交流は発展・拡大を続け,今般,クレセントシティ及びデルノート郡と陸前高田市との間で姉妹都市協定が締結されるに至りました。陸前高田市では、震災後様々な復興への取組みを行っており,「陸前高田グローバルキャンパス」等の国際化を含む様々な施策を行っています。

 

ビデオ

陸前高田市の復興に関する映像をご覧ください。

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