ナパの料理大学(The CIA)と連携した世界のシーフードと日本酒のペアリングに関するワークショップの開催

令和元年10月8日
ワークショップで挨拶を行う宇山総領事
Bath教授による日本酒レクチャー
9月30日(月)、当館は、米国で著名な料理大学であるthe Culinary Institute of America(略称:the CIA)のCopiaキャンパスにおいて、同大学及びJETROサンフランシスコ事務所との共催で、世界のシーフードと日本酒のペアリングに関するワークショップ「REDISCOVERING SAKE: Pairing with Seafood from Around the World」を開催しました。

本イベントでは、the CIAのRobert Bath教授による日本酒レクチャーの他、the CIAにより提供された和食スタイルではない3種類のシーフードそれぞれに好相性な日本酒を、ニューアメリカンスタイル高級レストランCommisのソムリエMark Guillaudeu氏及びメキシカン高級レストランCaliforniosのソムリエCharlotte Randolph氏が提案し、参加者と議論を行うGuided Tasting(モデレーターはYoung’s Market Companyの石舘民子氏が務めた)や、同2名のソムリエに加えて、Den Sake Breweryの迫義弘氏及びMina Group & PUBのシェフ富永謙一氏が参加した、日本酒×フードペアリングにおける最近のトレンドや新たな可能性等に関して議論を行うパネルディスカッションなど、盛りだくさんのプログラムで行われました。更に、パネルディスカッションの後は、当地酒造会社、卸事業者、日本からの蔵元等が出展するテイスティングレセプションも行われ、参加したサンフランシスコ・ベイエリア及びナパ近郊のレストランバイヤー、ソムリエ、バーテンダー、フードライター等の間で、活発な意見交換が行われました。

本イベントをきっかけに、日本酒に関する更なる理解度向上、需要創出が促進されることを願っています。
パネルディスカッションの様子
テイスティングレセプションでの試飲

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