第46回日本語弁論大会の開催

令和元年11月12日
11月3日(日)、当館、北加日米会及び北加日本語教師会は、第46回日本語弁論大会をサンフランシスコ日本町の北加日本文化コミュニティセンターで開催しました。本大会では、午前中に中高生の部、午後に大学生・ 成人の部を開催し、合計23名が弁論を行いました。参加者は、学校や日本旅行での体験、将来の夢や文化に関する考察など、個性的なスピーチにより日本語学習の成果を披露しました。会場には家族や教師、友人など大勢が応援に駆けつけ、盛況な大会となりました。

入賞者には表彰状とトロフィーの他に、スポンサーからの副賞として、中高生の部の1~3位の入賞者にはCAPCOM USA, Inc.のベストセラー・ゲームの関連賞品、特別賞には勉強堂の商品券が贈られ、大学・成人の部の優勝者にはユナイテッド航空から日本往復航空券が贈られました。また、参加者には参加証書とNew People社からの参加賞が贈られました。

大会審査員からは、日ごろの日本語学習への努力を称賛するとともに、多様な文化的背景を持つ参加者が日米や世界の友好親善の架け橋となることを期待する激励の言葉が送られました。

結果: 中高生の部

「中高生の部」審査員とグループ1の参加者の皆さん
「中高生の部」審査員とグループ2の参加者の皆さん

グループ1(家庭で日本語を話さない生徒)

第1位: トーマス・ロビンソン-クロンロッド(Sakura Gakuen Japanese Language School)
「ぼくのしょう来の夢」
第2位: ローミー・ジョング(Henry M. Gunn High School)
「私のなつ」
第3位: ニシャラ・ビーラム(Monta Vista High School)
「私と言語」
特別賞: アナスタシア・ヤング(Aragon High School)
「私の日本語」
 

グループ2(家庭で日本語を話す生徒)

第1位: 齊藤 翠(Henry M. Gunn High School)
「みんなはいろんな理由で今の自分になっている」
第2位: 伍 一郎(Lynbrook High School)
「チャイニーズ・ジャパニーズ・アメリカン」
第3位: 前田 英理(Henry M. Gunn High School)
「私が日本語を学び続ける理由」
特別賞: リング 菜々実(Sakura Gakuen Japanese Language School)
「いつまでも一緒に」

 

「中高生の部」参加者

アシュリー・サン
エリック・キム
ディナ・チョーイ
リディア・ジアン
ラフル・ムルプリ
エリック・スタンプ
レイス ジャック
ナイランド 佳威
ローゼンフェルド 茉莉香
 

結果: 大学・成人の部

「大学・成人の部」審査員と参加者の皆さん
「大学・成人の部」参加者の弁論の様子
第1位: 趙 雪涵(Stanford University)
「心を結び・信頼を築く」
第2位: ワン シンイ(Stanford University)
「自分を変える、世界が変わる」
第3位: クリストファー・ユール(California State University, Monterey Bay)
「小さな戦争の話」
特別賞: フアン・オルティス(Middlebury Institute of International Studies)
「メキシコ系アメリカ人が語る日本の魅力」

 

「大学・成人の部」参加者

カレン・モリエ
トレバー・ボグナ

 

大会審査員

宇山総領事による挨拶
井龍首席領事による審査講評

中高生の部

井龍 一浩(在サンフランシスコ日本国総領事館、首席領事)
會沢 洋一(早稲田大学サンフランシスコオフィス、所長)
クリスティ・バートレット(裏千家ファウンデーションサンフランシスコ出張所、所長)
稲生 朱(サンフランシスコ日本町基金、理事 )
スティーブン・ロディ(サンフランシスコ大学、現代古典言語学部教授)

 

大学・成人の部

宇山 智哉(在サンフランシスコ日本国総領事)
大垣 忠央(北加日本商工会議所、会頭)
ローレンス・グリーンウッド(北加ジャパン・ソサエティ、会長)
アリサ・ヒロイ(JETプログラム・アラムナイ、日本語教師)
岸 信男(サンフランシスコ日本語補習校、教頭)

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