エンジェル島にある入国管理施設博物館への訪問

令和6年11月15日
(左から)チュウ会長、大隅総領事、キャシー・デクスター・リー同州立公園案内人、テポーン事務局長
リー同州立公園案内人の説明を聞く大隅総領事
11月15日 (金)、大隅洋総領事はダーリーン・チュウ・ブライアント・エンジェル・アイランド入国管理施設基金会長、エド・テポーン同基金事務局長とともにエンジェル島州立公園にある入国管理施設跡を訪問しました。かつて1910年から1940年まで存在したエンジェル島入国管理施設は、西海岸からアメリカを目指すおよそ80カ国50万人という多様性あふれる移民の方達が通過した施設でした。その中には約8万5千人の日系1世も含まれます。多くの移民が訪れた歴史を記念して、同施設は現在博物館として改装されており、仮収容所、食堂、病院跡が現存しています。

1940年にこの入国管理施設が閉鎖された後は、第二次世界大戦時に日系人を収容する前の一時的な転住センターとしても使用され、約600人のハワイ出身者とアメリカ本土在住の98人が暮らしました。

エンジェル島入国管理施設博物館はアメリカ合衆国西部における移民の歴史を伝える重要な施設です。

エンジェル島入国管理施設博物館に関しての詳細は、こちらからご覧ください。 https://www.aiisf.org/
博物館内部の様子
管理施設博物館記念碑の前で

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