日米をつなぐモビリティ・イノベーション・イベントの開催

令和6年12月9日
モリソン・フォースターによるプログラムの説明
開催の挨拶をする大隅総領事
12月5日 (木)、在サンフランシスコ日本国総領事館は、北カリフォルニア日本商工会議所 (JCCNC)、北カリフォルニア・ジャパンソサエティ(JSNC)、日本貿易振興機構 (ジェトロ) サンフランシスコ事務所との共催で、パロアルトのモリソン・フォースターにて、「日米をつなぐモビリティ・イノベーション」と題したイベントを開催しました。約140人が参加した当該イベントでは、モビリティ分野における新たなビジネスチャンスを紹介するとともに、日本の大手企業とベイエリアのスタートアップにおけるコラボレーションを促進しました。大隅洋総領事は挨拶の中で、日本政府によるモビリティDXプラットフォームへのベイエリアスのタートアップからの参加を呼びかけました。同プラットフォームは、日本におけるソフトウェア自動車 (SDV) を促進する官民パートナーシップの構築を目的としています。

プログラムでは2つの基調講演が行われました 。まず、州知事ビジネス・経済開発局 (GO-Biz) の外国直接投資プログラム・マネージャーであるマリア・オノラート氏が、自律走行車、ゼロ・エミッション車、その他の先進モビリティ技術の開発について概要を説明し、国際的なビジネスが利用できる投資機会について概説しました。次に、ソニー・ホンダ・モビリティ・オブ・アメリカの山口周吾CEOが、自律走行とエンターテインメントを融合したモビリティ・プラットフォーム「AFEELA (アフィーラ)」技術について講演しました。その後、日本の著名なモビリティ企業 (デンソー、ヤマハ発動機ベンチャーズ、北米日産) が、シリコンバレーの起業家や業界関係者を前に、最新のイノベーションについてプレゼンテーションを行い、パートナーシップの機会について情報共有しました。イベントの合間には、2025年大阪万博のプロモーションビデオも上映されました。

さらに、ベイエリアのモビリティ分野のスタートアップであるSkydio、SwyftCities、Helm.AI、Serve Roboticsがプレゼンテーションを行い、都市全体の交通機関、自律走行、配送サービス、空中ロボット工学における革新的な使用事例について詳述しました。
州知事ビジネス・経済開発局のオノラート氏によるプレゼンテーション
ソニー・ホンダモビリティ株式会社の山口氏によるプレゼンテーション
日系企業によるプレゼンテーション
ベイエリアのスタートアップによるプレゼンテーション
五味和洋JCCNC会長による閉会の挨拶

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