日米サイバーセキュリティ・サミット2025

令和7年5月5日
開会挨拶する大隅総領事
サイバーセキュリティの動向に関するプレゼンテーション
4月30日(水曜日)、在サンフランシスコ日本国総領事館はDNXベンチャーズと協力し、日米サイバーセキュリティサミットをサンフランシスコのデジタルガレージで 開催しました。本イベントは世界最大級のサイバーセキュリティカンファレンス「RSAカンファレンス」の機会に併せて開催したもので、大隅洋総領事は開会の挨拶で、日本のサイバーセキュリティ動向に触れつつ、このイベントがサイバーセキュリティ業界における国境を越えた結びつきを強化し、日本と米国がデジタル・インフラの保護を強化できるようになることへの期待を表明しました。

総領事の挨拶に続き、DNX Venturesのプリンシパルであるクリス・ハームズ氏によるサイバーセキュリティのトレンドとRSAカンファレンスでの注目トピックに関するプレゼンテーション、日立ソリューションズと高千穂交易によるシリコンバレーにおける日本のベンチャーキャピタルの経験に関するパネルディスカッションが行われました。その後、特別ゲストとして総務省サイバーセキュリティ統括官室の道方孝志企画官が登壇し、総務省のサイバーセキュリティ政策について詳しく説明しました。

また、米国のサイバーセキュリティ・スタートアップ3社(オプノバ、ネットライズ、エックスボウ)が独創的なセキュリティ・ソリューションを披露した他、生成AIのパイオニアであるアンソロピック社とサイバーセキュリティ企業のアークティック・ウルフ社が、業界の専門家が組織のセキュリティ・ニーズをより的確に評価できるようにすることを目的とした共同プロジェクトについてプレゼンテーションを行いました。

イベントの最後にはネットワーキングレセプションが行われ、サイバーセキュリティ・エコシステムのさまざまな分野から集まった専門家たちが新たなつながりを築くことができました。
日本のVCとのパネルディスカッション
日本のサイバーセキュリティへの取り組みに関するプレゼンテーション
スタートアップ・ピッチ
アンソロピックとアークティック・ウルフによるプレゼンテーション

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