AAPIヘリテージ月間 "Sake and Shochu, A Taste of Japanese Tradition & Craftsmanship" の開催

5月8日(木曜日)、在サンフランシスコ総領事館はサンフランシスコ市立図書館とのパートナーシップにより「Sake and Shochu: A Taste of Japanese Tradition & Craftsmanship」を開催しました。

このイベントは、5月のアジア系米国人太平洋諸島民(Asian American & Pacific Islander: AAPI)ヘリテージ月間を祝う一環で開催され、当地アジア太平洋各国総領事夫妻も参加しました。 イベントは、マイケル・ランバード・サンフランシスコ図書館長の挨拶で始まり、続いて、大隅洋総領事、クラウディン・チェン・APA ヘリテージ財団代表、コニー・チャン・サンフランシスコ市議、ポール・ミヤモト保安官が挨拶をし、AAPIコミュニティの貢献と文化的な豊かさ、多様性・調和・相互尊重の重要性を強調しました。

2024年12月に麹を使った日本の伝統的な酒造り (酒、焼酎、泡盛、みりん) がユネスコ無形文化遺産に登録されました。今回のイベントでは、米国大関の小川陽史氏より清酒造りの、いいちこUSAの山本義博氏より焼酎造りの説明が行われました。また、米国大関、宝酒造、いいちこ及びウィズメタック社の協力により、清酒や焼酎のテイスティングブースを設置しました。来場者は、さまざまな清酒・焼酎を楽しみながら、その文化的歴史的背景について理解を深めました。井川宗隆公邸料理人が料理を提供したほか、Deux Cranesのチョコレートやスナックなど酒、焼酎と料理の組み合わせを体験しました。
今回の参加者にとって、このイベントは、日本が誇る発酵文化と酒造りの技を通して、AAPIヘリテージ月間を共に祝い、日本文化の奥深さと多様性に触れる機会となりました。