サクラメント周辺地域のバイオテクノロジー、アグリ・フードテック等関係施設訪問

令和7年5月21日
ロス加州食料農業長官による挨拶
アドリアン氏(GSEC)による説明
5月14日(水曜日)、在サンフランシスコ総領事館は、サクラメント周辺地域で企業誘致・支援等を行う半官半民の組織Greater Sacramento Economic Council(GSEC)による案内の下、北カリフォルニア日本商工会議所(JCCNC)の加藤一徳副会頭ほかアグリ・フードテック関係の会員企業など計12社(農林中金、カゴメ、サカタのタネ、サラダコスモなど含む )及びJETROサンフランシスコ事務所と共に、サクラメント周辺地域のバイオテクノロジー、アグリ・フードテック等の関係施設を訪問しました。

冒頭、カリフォルニア州食料農業長官のカレン・ロス氏による歓迎の挨拶の後、加藤副会頭によるJCCNCの概要説明、GSECバイスプレジデントのトロエルス・アドリアン氏によるGSEC及びサクラメント地域の概要説明が行われました。その後、バイオテクノロジー等のイノベーションハブとして5月2日(金曜日)にグランドオープンしたばかりのAggie Squareについて、概要説明の後、施設のツアーが行われました。

CalAsian商工会議所のパット・フォング・クシダ会頭やサクラメント地域の郡・市関係者とのランチミーティングの後、Bayer LifeHubを訪問し、アグリ・フードテック、ヘルスケア等の分野で起業家支援を行う非営利団体AgStartの概要説明、株式会社Bayerのオープンイノベーション施設であるLifeHubの概要説明及び施設のツアーが行われました。最後に、UCデービスを訪問し、アグリ・フードテックの分野における研究施設や企業との連携プログラム、スタートアップ支援の取組などの概要説明の後、研究施設のツアーが行われました。

今回の一連の施設訪問は、当館や参加した当地日系企業等にとって、近年経済成長が著しいサクラメント周辺地域におけるUCデービスを始めとしたバイオテクノロジー、アグリ・フードテック関係のエコシステムを把握するとともに、エコシステムの中心を担う組織との人脈を広げる機会となりました。
バクスター氏(UCデービス)によるAggie Square概要説明
ロス長官と参加者の集合写真
クシダ会頭らとの集合写真
AgStartの概要説明
UCデービスの概要説明
UCデービスでの集合写真

おすすめ情報