車上ねらい被害の多発に関する注意喚起
平成27年7月1日
在留邦人の皆様へ
最近、特にサウスベイ地域を中心に車上ねらい被害の報告が多数寄せられています。在留邦人の皆様におかれましては、以下の点にご留意いただきますようお願いいたします。
最近、特にサウスベイ地域を中心に車上ねらい被害の報告が多数寄せられています。在留邦人の皆様におかれましては、以下の点にご留意いただきますようお願いいたします。
「車上ねらい」とは?
「車上ねらい」とは、駐車中の車をねらって、車内に置いてあるバッグや現金等を盗む犯罪です。ドアを施錠していても、窓ガラスを割られたり、鍵穴をこじ開けられる等して、被害に遭うこともあります。
被害の状況
邦人の方から、最近、「日本の食材や雑貨を扱ったお店の駐車場で被害に遭った」という情報が多く寄せられていますが、一般的に車上ねらいは、大型ショッピングモールの駐車場から細い路地裏まで、どこでも起こりうる犯罪です。
ただし、高級車やレンタカー、カリフォルニアナンバー以外の車両が被害に遭う確率が高いようです。特にレンタカーやカリフォルニア州以外のナンバーを付けた車両は、旅行者が使用しており、土地勘がなく、トランク内には旅行に必要な多くの金品が置かれている可能性が高いため、犯人からすれば「高確率で金品にありつける対象」となります。
ただし、高級車やレンタカー、カリフォルニアナンバー以外の車両が被害に遭う確率が高いようです。特にレンタカーやカリフォルニア州以外のナンバーを付けた車両は、旅行者が使用しており、土地勘がなく、トランク内には旅行に必要な多くの金品が置かれている可能性が高いため、犯人からすれば「高確率で金品にありつける対象」となります。
防犯対策
車上ねらい被害に遭わないために、次のことを心掛けるようにしてください。
- 車内には荷物を置かない。
窓の外から容易に確認できる座席の上やダッシュボードの上等には、荷物を置かないようにしてください。取り外し可能なカーナビゲーション等の機器も同様です。
また、コンソールボックス内や座席の下、トランク内にも貴重品は置かない(隠さない)ようにしましょう。あなたが座席の下に荷物を隠しているところを、車上狙いの犯人が、近くの車両や物陰から観察しているかもしれません。 - 人目の付きにくい場所には駐車しない。
できる限り人目のつく場所に駐車することを心掛けてください。車上狙いの犯人は、人の目や街灯の光が届かない場所などを好みます。少々時間が掛かったとしても、安全な駐車スペースが空くのを待つことも一つの方法です。
ご自身が犯人の視点に立って、「この場所は、犯行しやすいか」等と考えてみると、安全ではない場所が見えてくると思います。 - 車両を離れる時には、必ずドアロック。
「すぐに戻るから」、「この辺りは安全だから」等といって油断してはいけません。犯行は比較的短時間で行われます。車両から離れる時は、必ずドアロックをすることを習慣付けてください。また、窓の閉め忘れにもご注意ください。 - できれば、車両に防犯装置を取り付ける。
犯人は「音」や「光」に敏感ですので、振動でブザーが鳴る警報装置など、車両に防犯装置を取り付けるのも非常に効果的です。
参考
お住まいの地域の犯罪発生状況を閲覧できるウェブサイトが色々と存在しますので、是非、ご自身の防犯対策にご活用ください。