レイク郡及びナパ郡における山火事に対する注意喚起

平成27年9月14日
昨(13)日,カリフォルニア州知事は,12日午後にレイク(Lake)郡南部及びナパ(Napa)郡北部地域で発生した山火事「Valley Fire」に関して「緊急事態宣言」を発令しました。

カリフォルニア州の森林管理・防火局(California Department of Forestry and Fire Protection)の発表によりますと,本日午前8時現在,延焼範囲は既に6万1千エーカーに及びますが,火災を封じ込めているエリアは,わずか5%とのことです。

この山火事により,コブ(Cobb),セイグラー・キャニオン(Seigler Canyon),ミドルタウン(Midlletown),ロック・ロモンド(Loch Lomond),ヒドゥン・バレー・レイク(Hidden Valley Lake)等に避難勧告が出ており,多くの地域住民が周辺のケルシービル(Kelseyville)やカリストガ(Calistoga)等に設置された避難所,あるいは友人宅等へ避難しています。また,この災害で,1名死亡,少なくとも27名の住民が,レイク郡とソノマ(Sonoma)郡の病院で治療を受けていると報道されています。

現在,消防当局により,懸命な鎮火活動が行われていますが,この「Valley Fire」は,今夏に発生している山火事の中で最も破壊的なものと言われており,周辺地域では,今後も予断を許さない状況となっています。

同地域にお住まいの方,または渡航・滞在を予定されている方は,テレビ,ラジオ等のニュース,インターネット及びカリフォルニア州森林管理・防火局のウェブサイト別ウィンドウで開く等から,常に最新情報の入手し,安全の確保に努めてください。

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