大統領選挙の結果を受けた抗議デモに伴う注意喚起

平成28年11月10日

在留邦人・旅行者の皆様へ

8日(火)に実施された2016年米国大統領選挙の結果を受けて,トランプ次期大統領に反対する抗議デモが,全米の主要都市で発生しています。
当地では,9日(水)夜,サンフランシスコ市のマーケット通りをパウエル通りからカストロ地区に向けて,トランプ次期大統領に反対する抗議デモ行進が行われました。
また同日,サンフランシスコ市とベイブリッジを通じて隣接するオークランド(Oakland)市では,市の中心部に位置する市庁舎前広場「フランク・H・オガワ・プラザ(Frank H. Ogawa Plaza)」に7,000人の市民が集結しました。
当初は平穏な抗議集会でしたが,一部の参加者が暴徒化し,ゴミ箱等への放火,店舗等窓ガラスの破壊,施設への落書き等の不法行為を行い,30人が逮捕されるという事態に発展しています。
今回のように,一見平和的な抗議デモであっても,群集心理により容易に破壊活動や略奪行為等に発展し,時として現場は非常に危険な状態となります。
皆様におかれましては,テレビやインターネット等から滞在地域における最新の海外安全情報の入手に努めていただき,特に抗議活動には十分にご注意ください。

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