新型コロナウィルスに関する注意喚起 (3月16日)
令和2年3月16日
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1.米国内の状況
トランプ大統領は13日,国家非常事態を宣言し,翌14日には欧州に続き英国及びアイルランドからの外国人も制限する大統領宣言を発出しました。また,CDC(米疾病予防管理センター)は15日,50人以上が集まるイベントを8週間に渡りキャンセル又は延期することを推奨しました。
2.カリフォルニア州の状況
16日最新の報道によると,州内の感染者数は490人,死者数6人,ベイエリアでの感染者数は251人となっています。州知事は15日,記者会見及びツイッターにて,65歳以上の方及び基礎疾患がある方の不要不急の外出を避けるようにしているほか,バー、ナイトクラブ、ワイナリー等を閉鎖する必要性やレストラン営業の規模縮小に言及しています。
また,本16日,サンタクララ,サンフランシスコ,サンマテオ,アラメダ,コントラコスタ,マリン郡では,明17日午前0時から少なくとも4月7日まで不要不急の外出を除き自宅滞在を要請すること,必要不可欠な警察や消防又は食料品店や薬局等は開業すること,レストランをテイクアウトや配達に限定することなどを発表しました。
3.ネバダ州の状況
現時点,緊急事態宣言等の措置は確認できておりませんが,16日最新の報道によると,感染者数は45人で,クラーク郡の60歳台男性が新型コロナウィルスによる州内初となる死亡として報じられています。また,州知事が記者会見で学校を閉鎖する旨発表したほか,多くの有名ホテルがカジノを含め運営を一時中止する旨報じられています。4. 情報収集
新型コロナウイルスに関する主な情報収集源を以下に例示します。皆様の医療・生活に密接に関わる注意喚起や各種措置は,お住いの地域を管轄する地方政府(郡,市,町等)から発出されることも想定されますので,各自においてホームページやツイッター,フェイスブック等,各地方政府の情報発信媒体をご確認ください。<米国>
(連邦政府) (州政府) <日本>
5. 感染拡大に伴う各国の水際対策
(1)外務省では,日本を含む感染者確認国からの入国制限措置や入国後の行動制限に関する各国措置をとりまとめ情報発信しています。 また,新型コロナウイルスの感染拡大に伴い,「感染症危険情報」を発出しています。海外渡航を予定されている方は,必ず外務省海外安全ホームページにて最新情報をご確認ください。(2)厚労省では,これから海外から日本へ渡航予定の方、海外へ行かれる方へ情報を発信しています。
(3)米政府は,日本に対し以下の渡航情報を発出しています。
- CDC Travel Health Notice ⇒レベル2:強化注意レベル(3/11付)
- 国務省Travel Advisory ⇒レベル2:通常以上の注意(2/22付)
問い合わせ先
在サンフランシスコ日本国総領事館Consulate-General of Japan at San Francisco
領事・警備班
TEL: 415-780-6000
FAX: 415-767-4200
領事窓口時間:月曜から金曜(祝日を除く)午前9時30分から正午、午後1時から午後4時30分
Window: Monday to Friday, 9:30a.m. to 4:30p.m., closed from noon to 1:00p.m.
Telephone Inquiry: Monday to Friday, 9:00a.m. to 5:00p.m., closed from noon to 1:00p.m.