山火事シーズンの到来
令和2年7月10日
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- 例年春から秋にかけて、乾燥や強風等により多くの山火事が発生しており、既にベイエリアを含む各地において複数発生しています。これまで、住宅地域まで延焼し多数の死傷者が出たほか、道路封鎖や停電等の生活インフラ、大気汚染等に多大な影響を及ぼすこともあります。
- カリフォルニア州知事は昨9日の記者会見で、「山火事シーズンに入り、本年は例年よりも火災が増えている。先週だけで628件、本年1月から7月5日までで4,112件発生しており、同時期の年間平均2,580件を大幅に上回っている。」などを述べました。
- 皆様におかれては、下記の関連ウェブサイトや現地のニュース等を参考に最新の山火事情報の収集に努めていただくとともに、関係地域への訪問日程・移動経路若しくは訪問地を変更するなど、災害や事故に巻き込まれないようご留意ください。
また、平素から避難に備え携行品や服装(肌を露出しないもの)等を準備するとともに、家族等に緊急の連絡先を知らせ、事前に避難経路を確認した上で、災害発生時においては、現地当局が発表する警報・指示等に従って安全な場所に避難するなど安全確保に努めてください。
参考ウェブサイト
- 昨年からカリフォルニア州では山火事対策として、電力会社PG&Eによる計画停電、いわゆる「Public Safety Power Shutoff」が採用されています。停電の日時や場所については気候等の状況により判断し、事前に通知するとされておりますが、緊急時には通知がない場合もあるとのことです。皆様には、1週間分程度の飲食物や現金、懐中電灯等を備えるとともに、携帯電話の充電や熱中症対策等にも心がけるようお願いいたします。