捜査当局等の実在する電話番号が表示される詐欺にご注意を
令和3年4月12日
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- 最も直近の被害事例は、サンフランシスコ市警の非緊急通報番号(415-553-0123)表示の電話を受けたところ、警察官を名乗った上で以下のように語る内容でした。
- 貴方と貴方のソーシャルセキュリティ番号に薬物犯罪及び資金洗浄容疑がかけられている
- 容疑者として口座の資金を没収することになる
- 回避したければ没収前に現金を引き出し、ターゲット等のギフトカードに交換するように
- ケース番号と照合するため身分証明書の写真をカメラで撮って送るように
- 4月5日、サンフランシスコ市警は、犯罪に関与したことにより罰金の支払いを求めるような電話詐欺被害の報告を受けたとした上で、実在する同市警等の電話番号を表示させる手口もあると言及しています。警察から令状に関する電話をしたり、ギフトカードや電信送金を求めることはないと注意喚起するとともに、万が一個人情報を提供したり支払いを行ってしまった場合は管轄警察署に通報するよう呼び掛けています。
- 本件のような警察を語る手口については以前から発生していますが、皆様におかれましては、ソーシャルセキュリティナンバー管理事務所や新型コロナウイルスに関し保健当局を語る同種犯罪等が、巧妙かつ継続的に行われている現状を再認識していただくとともに、身に覚えがない話や少しでも不審に感じた際は無視して電話を切り、当局等に連絡する必要がある場合には、必ず自身で調べた連絡先にダイヤルして架電するよう心掛けてください。