新型コロナウイルス(州内における一部経済活動再開の動き等)(5月8日)

令和2年5月8日
  • カリフォルニア州及びネバダ州において,これまで規制措置がとられていた経済活動の一部が再開されます。
  • サンフランシスコを含むベイエリア6郡等,引き続き措置が継続される地域もあります。
  • 当館も急を要する方のために開館を維持していますが,ご来館される場合は必要最小限の人数,フェイスカバーの着用等をお願いいたします。
なお,以下に記しますカリフォルニア州の第二段階とネバダ州の第一段階は,それぞれの州が独自に決定したものであり,別のカテゴリーですのでご注意願います。

1. カリフォルニア州の状況 

(1) 5月8日最新の報道によると,州内における感染者数は62,721人で死者数が2,555人,ベイエリアにおける感染者数は9,482人で死者数が342人となっています。
(2) 州は5月7日,4段階での経済活動再開計画における第2段階への移行として,小売業,製造業,物流業等17分野のガイドラインを発出し,これに基づき感染予防対策等を施した上で本8日(金)から再開できるとしています。
また,各自治体が,必須労働者の保護や検査・追跡・医療システムの確立等,特定の基準に達した場合は,地域ごとに更なる緩和をできるとしている一方,美容院,ジム,バー,ワイナリー,映画館,屋内博物館,コンサート会場等は引き続き再開対象外となっています。
(3) 6日には,住所や郵便番号を入力すれば,近くにある新型コロナウイルス検査施設を調べられる新たなウェブサイトを立ち上げたと発表しました。Verilly社,Optum Serve社,GIS Corps Communityが行う検査を調べられ,病院等は含まれていません。

2. ネバダ州の状況

(1) 5月8日最新の報道によると,州内における感染者数は5,855人で死者数が297人となっています。
(2) シソラック州知事は5月7日,記者会見を行い,9日(土)から経済活動再開第1段階に入ると発表しました。ソーシャルディスタンス等の感染防止対策を施した上で,以下の業種を再開できるとされています。
  • レストランやバー店内での食事(収容人員50%以下,従業員のフェイスカバー等の条件)
  • ヘアサロンやネイルサロン(作業台毎のパーティションや6フィートの確保,予約のみなどの条件)
  • 小売業(オンライン販売,路肩ピックアップ及び宅配を推奨した上で,消防法に基づく収容人員50%以下の店内客数で開店可)
  • ショッピングセンター(屋外販売は開店可。屋内の店舗は引き続き閉鎖)
  • 自動車ディーラー(予約制,消防法に基づく収容人員50%以下でのショールーム開放)
  • バー,ナイトクラブ,ジム,ボウリング場,映画館,ゲーミング施設等は再開不可

3. お知らせ

カリフォルニア,ネバダ各州において,経済活動等が条件付きで再開され始めていますが,非常事態宣言や自宅待機命令は解除されていない上,州よりも厳しい措置を継続している郡や市もあります。地元当局等による最新情報を収集するとともに,ご自身やご家族の感染予防及び感染拡大防止のためにも可能な限り自宅待機に努めてください。 なお,引き続き当館も急を要する方のために開館を維持していますが,やむを得ずご来館される場合も以下の点等に注意してください。

(1) 体調が少しでもすぐれない場合は,体調が回復してからご来館ください。
(2) 来館の際には,可能な限り必要最小限の人数でお越しください。
(3) 一度に入館できる人数を制限しており,お待ちいただくことになる場合もあります。
(4) 入口に消毒用ジェルを設置していますので,必ず手指の消毒を行ってください。
(5) サンフランシスコでフェイスカバー着用命令が発出されていますところ,来館する際はフェイスカバーの着用をお願いします。詳細はこちらをご参照ください

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